ランニングシューズ選びは厚底薄底ではなく「屈曲性」

ランナーの方、これからランニングを始める方はシューズはどんな基準で選んでいますか?

 

最近は、マラソン大会ブームが相まって、adidas UltraboostNike・vapor fly4.0%の2〜3万円の高価格高性能シューズがめちゃくちゃ売れています。

 

Vapor fly 4.0%とか低身長女子が履いている厚底スニーカー並に分厚い。

 

 

ランナー兼トレーナーという立ち位置なので

「一番良いシューズってどれなんですか?」

って話がよく出てきますが、そんなん骨格や歩き方で変わります。

 

 

ダイエットと同じくランシューにもトレンドがあって、このトレンドは企業・業界が儲けを出すための施策なので、今人気のモノ=最も優れているというわけでは無いです。

 

今はVapor flyによって厚底優位ですが、いずれ薄底に切り替わるはずです。

ランニングシューズの匠と言われる三村仁司さんは厚底に関して以下のように言っています。

 

「ナイキさんが研究されたシューズやから、ええと思いますよ。ただ10人いたら10人とも『いい』というわけではないと思います。一番懸念しているのはクッション性がそんなにあって走れるのかということです。(走る者にとって)感覚的にはクッションがあったほうがいいんですけど、足の力が路面に伝わりにくい。クッションがありすぎるとそれだけ力がかかりますから、早く疲れるんです。個人的には爪先にクッションがあるような発想はしたくないですね。足首を痛める恐れがあるからです。でも、足首が固い選手はクッション性があった方が走りやすいので、そういう選手はいいと思いますけど、10人に1~2人ぐらいじゃないでしょうか」

 

日本人は西洋人に比べて足首は柔らかい人が多いので、フィット率はより減ります。

 

なのでトレンドに乗っかるよりもまずは自分のカラダを知り、それに合うような靴を選んでいくことにしましょう。(そのためにもランニングのパーソナルトレーニングがオススメ)

 

底の厚さより重要な「屈曲性」

「ランシューの厚さは人によって違う」

という話はしましたが、全ての人に共通して重要なことがあります。

 

それが「屈曲性」

足指付け根の辺りでぐにゃっと曲がる度合いのことです。

 

ランニングシューズのそもそもの役割は

「怪我や疲れを抑えつつ自然な状態で走れるようにする事」。

 

屈曲性が低いシューズ(厚底に多い)は踵からつま先への荷重移動が出来ないので、足指が使えなくなったり足首を痛めることがあります。

 

先ほども書きましたが、日本人骨格の人なら比較的足首は柔らかいので、靴選びに迷ったときは、屈曲性の高くて軽い靴を選ぶと良いですね。